大型連休も、早いもので後半に入りましたね。昨日から今朝にかけて少しお天気が不安定でしたが、お昼ごろからすっきりと晴れてきて、庭園の新緑もより眩しく感じられるようになりました。今朝のように、雨上がりの庭園も雰囲気があって素敵ですが、やはり青空のもとで美しい新緑も楽しみたいですよね。
オオヤマレンゲやカラーといった真っ白な花も庭園を彩るようになり、より爽やかになってきています。大型連休もあと3日。ぜひ松花堂にてリフレッシュしてくださいね!
大型連休が残りわずかになるとともに、春季展の会期も残りが少なくなってきました。藤平作品の柔らかい世界を、もうお楽しみいただけたでしょうか??作品紹介ブログもラストスパートをしていきたいと思います!今回ご紹介するのは、「星月夜」(個人蔵)です。
今回の展覧会で展示されている中でも、ひときわすっと背の高いこちらの作品。首元がきゅっとしまったこの作品は、花入れとしての機能を持ちます。側面に描かれているのは馬と女性の姿。先日ご紹介した「仲間」にも描かれており、その立ち姿も類似しています。
とはいえこの作品は白地に黒釉で描かれているのでモノトーンとなっており、ほのかな色彩が用いられている「仲間」とはまた違った印象を受けます。同じようなモチーフを描いていても、その造形と色合いが全く違うので好みが分かれるかもしれませんね。「この作品がよかった!」という作品がございましたら、ぜひアンケートにて教えてくださいね。
みなさまのご意見、お待ちしております!
藤平伸 -やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-
松花堂美術館で開催する「平成30年春季展 藤平伸 -やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-」の特設ブログです。展覧会情報や作品紹介などを発信していきます。
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