思わず口ずさんでしまううた<作品情報⑯>

本日5月2日は、春分の日から数えて88日目である「八十八夜」です。それを聞くと、「夏も近づく~♪」という曲を口ずさんでしまいますね。八幡市は「お茶の京都」にも含まれるお茶どころです。今週の日曜日には日曜茶席(席料600円 *別途要入園料/表千家流)も開催いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください!


さて、童謡『茶摘』と同じく、誰もが口ずさめるもののひとつに「いろはにほへと」があります。今回はその名の通り、「いろはにほへと」(茶道資料館蔵)をご紹介したいと思います。

なんの装飾も挿絵もないところに、墨で書かれた「いろはにほへと」の歌。藤平らしい柔らかな筆の流れと、ところどころに見られる墨のにじみが、シンプルながらも味のある雰囲気をつくりだしています。見ていると「いろはにほへと…」と口ずさんでしまいそうな、もしくは子どもの頃に口ずさんだ声が聞こえてくるような、そんな不思議な感じもします。


穏やかな釉の色合いももちろん藤平作品の魅力ですが、書作品にみられる独特な筆の運びも多くの人の印象に残っているようです。ぜひ展示室にて、この作品の全容をお楽しみくださいね。


早いもので、春季展「藤平伸 -やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-」も残りが4日となりました。大型連休の後半、ぜひ松花堂庭園でゆったりとした時間を過ごし、また美術館で素敵な世界に触れてください!


◎平成30年春季展「藤平伸-やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-」HP→こちら

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藤平伸  -やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-

松花堂美術館で開催する「平成30年春季展 藤平伸 -やきものの詩人、茶陶に遊ぶ-」の特設ブログです。展覧会情報や作品紹介などを発信していきます。